色彩の息子
著者
書誌事項
色彩の息子
(集英社文庫, [や2-4])
集英社, 2014.11
- タイトル読み
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シキサイ ノ ムスコ
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注記
1991年4月、新潮社より単行本として、1994年6月、新潮文庫として刊行されたもの
解説(加藤千恵): p207-214
叢書番号はブックジャケットによる
収録内容
- 陽ざしの刺青
- 声の血
- 顔色の悪い魚
- 高貴なしみ
- 病室の皮
- 草木の笑い
- 白熱電球の嘘
- ヴァセリンの記憶
- 雲の出産
- 埋葬のしあげ
- 黒子の刻印
- 蜘蛛の指輪
内容説明・目次
内容説明
一人きりで目覚めてしまう明け方。私は人の声に触れたくて、知らない誰かに電話をかける。冷たいシーツの上、澄み切った夜明けの青い空気の隙間で溺れてしまわないように—(「顔色の悪い魚」)。色彩が、もし息子たちを生むのなら、五感は、常に心を親にしている。金、赤、青、紫、白、緑、橙、黄、灰、茶、黒、銀。心の中のパレットから選びだした言葉で描きだされた、12色の短編集。
「BOOKデータベース」 より