吉田松陰 : 「日本」を発見した思想家

書誌事項

吉田松陰 : 「日本」を発見した思想家

桐原健真著

(ちくま新書, 1101)

筑摩書房, 2014.12

タイトル別名

吉田松陰 : 日本を発見した思想家

タイトル読み

ヨシダ ショウイン : 「ニホン」 オ ハッケン シタ シソウカ

注記

参考文献: p239-244

内容説明・目次

内容説明

幕末の尊王攘夷運動を主唱し、維新に大きな影響を与えた吉田松陰。失敗を繰り返し、太く短く終えたその生涯で、いかなる思想を抱いていたのか。膨大な書簡や意見書、著書を丹念に読み解くことで浮かび上がってきたのは、決して偏狭な原理主義者などではなく、海外の情勢に通じ、開かれた国際秩序像を持つ一個の思想家の姿だった。度重なる挫折にめげず、いかに「日本」を発見し、世界における我が国の自己像を獲得するに至ったか。その歩みを追い、「蹉跌の人」の実像に迫る。

目次

  • 第1章 若き兵学師範
  • 第2章 「西洋」という他者
  • 第3章 「日本」の発見
  • 第4章 ペリーの「白旗事件」
  • 第5章 「国際社会」のなかの「帝国日本」
  • 第6章 「日本」という自己像の模索

「BOOKデータベース」 より

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