琉球王国の成立 : 日本の中世後期と琉球中世前期

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琉球王国の成立 : 日本の中世後期と琉球中世前期

来間泰男著

(シリーズ沖縄史を読み解く, 4)

日本経済評論社, 2014.12

タイトル読み

リュウキュウ オウコク ノ セイリツ : ニホン ノ チュウセイ コウキ ト リュウキュウ チュウセイ ゼンキ

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注記

文献目録: 下p363-378

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784818823624

内容説明

時は倭寇の時代。明・朝鮮が生まれ、日本史は南北朝の内乱から室町時代に/そのなかに沖縄史も取り込まれていく。

目次

  • 第1章 天皇権力の復活と内乱(一四世紀)(建武の新政から南北朝内乱へ(一四世紀前半);安定に向かう室町幕府(一四世紀後半);一四世紀の東アジア;一四世紀の東南アジア;南北朝の内乱・室町幕府と九州;一四世紀の九州と南の島々)
  • 第2章 「舜天王統」と「英祖王統」(一二〜一四世紀)(琉球王府の正史と「琉球古代」;天孫氏二五代のこと;舜天王統と為朝渡来伝説;英祖とその「事績」)
  • 第3章 倭寇の時代(一四〜一五世紀)(倭寇とは何か;倭寇の展開過程;九州と倭寇;琉球と倭寇)
  • 第4章 「三山の分立と抗争」(一四世紀)(正史による「三山の分立と抗争」;伊波普猷の「三山分裂否定・三山形成」論をめぐって;「三山分立・抗争」論への疑問の提起;「三山統一」とは)
巻冊次

下 ISBN 9784818823631

内容説明

九州の南端から台湾につながる島々の一角に、『琉球王国』が成立した。なぜ琉球は「国家」になったのか。14〜15世紀前半の日本史と沖縄史を描く。

目次

  • 第5章 「琉球王国」の成立(一四世紀後半)(察度の出自と婚姻、金と鉄;察度即位の経緯;明の招諭と察度の入貢;「琉球王国」の成立;朝貢と冊封の意味;「〓(びん)人三十六姓」の“下賜”をめぐって;一四世紀後半の琉球)
  • 第6章 守護大名の成長(一五世紀前半)(日明貿易の展開と日本・琉球;一五世紀前半の日本;一五世紀前半の東南アジア;一五世紀前半の九州;王国成立後の琉球(一五世紀前半))
  • 補章 沖縄の旧石器時代

「BOOKデータベース」 より

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