中世の荘園空間と現代 : 備中国新見荘の水利・地名・たたら
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書誌事項
中世の荘園空間と現代 : 備中国新見荘の水利・地名・たたら
(アジア遊学, 178)
勉誠出版, 2014.12
- タイトル別名
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中世の荘園空間と現代 : 備中国新見荘の水利地名たたら
- タイトル読み
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チュウセイ ノ ショウエン クウカン ト ゲンダイ : ビッチュウノクニ ニイミノショウ ノ スイリ チメイ タタラ
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収録内容
- 現地調査にみる新見荘三職 : 西方・金谷地区の水利と地名 / 土山祐之 [執]
- 上市地区の地名・水利に見る地頭方の動向 : 高梁川流域を中心に / 久下沼譲 [執]
- 公文大中臣氏と製鉄による集落及び水田の形成 : 坂本・千屋地区 / 大島創 [執]
- 高瀬・釜村の信仰・水利・下地中分 : 氷室神社と亀尾神社 / 飯分徹, 海老澤衷 [執]
- 鎌倉期における新見荘の地名と下地中分 / 高橋傑 [執]
- 新見荘田所職文書案をめぐって / 宮崎肇 [執]
- 室町期荘園の「荘主」群像 / 清水克行 [執]
- 中世百姓の身分意識 : 十四・五世紀の百姓申状を中心に / 高橋敏子 [執]
- 備中国新見荘の調査と「多層荘園記録システム」 / 海老澤衷 [執]
- 荘園調査成果の共有をめざして / 井上聡 [執]
- 中世たたらの操業 / 藤井勲 [執]
- 新見市たたら再現事業の経緯 / 白石祐司 [執]
内容説明・目次
内容説明
備中国新見荘は、生産・生活の空間としていかなる地域社会を形成してきたのか。下地中分の分析から荘園領主や百姓の活動の実態を明らかにするとともに、文献史料とフィールドワークによる複合的な現地調査を通して中世期の潅漑や地名を復原し、地域的特質を明らかにする。また、古来より製鉄地として栄え、荘園開発とも密接に結びついた当地の「たたら製鉄」の復原事業を取り上げ、伝統的村落の保存にむけた取り組みを紹介する。
目次
- 1 現地からの荘園復原(現地調査にみる新見荘三職—西方・金谷地区の水利と地名;上市地区の地名・水利に見る地頭方の動向—高梁川流域を中心に;公文大中臣氏と製鉄による集落および水田の形成—坂本・千屋地区;高瀬・釜村の信仰・水利・下地中分—氷室神社と亀尾神社)
- 2 古文書からの荘園復原(鎌倉期における新見荘の地名と下地中分;新見荘田所職文書案をめぐって;室町期荘園の「荘主」群像;中世百姓の身分意識—一四・五世紀の百姓申状を中心に)
- 3 荘園の記録作成と伝統文化の継承(備中国新見荘の調査と「多層荘園記録システム」;荘園調査成果の共有をめざして;中世たたらの操業;新見市たたら再現事業の経緯)
「BOOKデータベース」 より