開国期徳川幕府の政治と外交

書誌事項

開国期徳川幕府の政治と外交

後藤敦史著

有志舎, 2015.1

タイトル別名

開国期における徳川幕府の外交と海防掛

タイトル読み

カイコクキ トクガワ バクフ ノ セイジ ト ガイコウ

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注記

参考文献: p314-322

2011年に大阪大学へ提出した博士論文『開国期における徳川幕府の外交と海防掛』をもとに、その後の研究成果などを反映させながら加筆・修正したもの --あとがき

日本学術振興会平成26年度科学研究費補助金(研究成果公開促進費。課題番号:265083)による --あとがき

本書の一部は、大阪大学大学院文学研究科「多言語多文化研究に向けた複合型派遣プログラム[OVCプログラム]」(日本学術振興会「組織的な若手研究者等海外派遣プログラム」)、および日本学術振興会平成24年度科学研究費補助金(特別研究員奨励費。課題番号:12J08123)による研究成果に基づく --あとがき

内容説明・目次

内容説明

「鎖国から開国へ」という予定調和な歴史叙述を克服!明治維新にいたる歴史を考察する上で重要な開国の“経緯”を、従来は見落とされていた視点からたどり、新たな幕末維新史を描き出す。

目次

  • 開国への軟着陸
  • 第1部 ペリー来航前後の幕府外交と海防掛(海防掛の制度に関する基礎的考察;弘化・嘉永期における海防掛の外交構想—異国船取扱方を中心に;嘉永期における風説禁止令と阿部正弘政権;嘉永六年の幕府外交と「大号令」)
  • 第2部 転換期としての安政二年(通商政策への転換とその前提—アメリカ北太平洋測量艦隊の来航と幕府外交;海防掛目付方の開国論の形成過程—「乙骨耐軒文書」を用いて;安政二年における幕閣改造の政治・外交史的意義)
  • 第3部 開国政策の展開とその挫折(開国の方法—「衆議」と「英断」をめぐって;安政期における朝幕関係と海防掛—大坂湾の防備からみる)
  • 幕末・維新史の中の開国期

「BOOKデータベース」 より

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