シベリウスと宣長

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シベリウスと宣長

新保祐司著

港の人, 2014.12

Title Transcription

シベリウス ト ノリナガ

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Description and Table of Contents

Description

江戸中期の国学者、本居宣長の和歌「敷島のやまとごころを人問はば朝日に匂ふ山桜ばな」に、フィンランドの作曲家ジャン・シベリウスの音楽とつうじる魂の音を聴く。著者は、その音楽の精神と思想をめぐって深く思索し、縦横に語る。シベリウスの音楽は「清潔」であり、「純粋な冷たい水」を飲み干すごとく、ぬるき現代社会に生きるわたしたちの渇きを癒してくれるだろう。本書もしかり。シベリウスを愛する著者の声がときに烈しく、ときにあたたかく響いている。

Table of Contents

  • 純粋な冷たい水
  • 万物の声の音楽家
  • 慄える一本の葦
  • 凍てついた手
  • 白鳥透の交響曲
  • 忍耐は練達を生ず
  • 死のかげの谷
  • 野人の叫び
  • グリーグ
  • フィンランドの覚醒〔ほか〕

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Details

  • NCID
    BB17687045
  • ISBN
    • 9784896292886
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    鎌倉
  • Pages/Volumes
    179p
  • Size
    20cm
  • Classification
  • Subject Headings
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