日本古代の地域と社会統合

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日本古代の地域と社会統合

溝口優樹著

吉川弘文館, 2015.2

タイトル読み

ニホン コダイ ノ チイキ ト シャカイ トウゴウ

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注記

博士学位申請論文「日本古代の社会統合と国家」(國學院大學, 2013年) の一部をもとに再構成したもの

内容説明・目次

内容説明

日本の古代社会はいかに統合していたのか。古代国家形成史を、地域と社会統合という視点を通して考察。大阪府南部の陶邑古窯跡群における須恵器生産や関連氏族、ミワ系氏族と須恵器生産の再編、人制・部制と地域社会など七世紀以前の実態を分析。また、大野寺土塔出土の文字瓦や行基集団の活動から、八世紀前半における律令国家の成熟度を探る。

目次

  • 第1部 律令制導入前の社会統合—陶邑古窯跡群を中心として(氏族分布からみた初期陶邑古窯跡群;「神人」と陶邑古窯跡群;ミワ系氏族と須恵器生産の再編;人制・部制と地域社会)
  • 第2部 律令制導入後の社会統合—行基集団を中心として(大野寺土塔の文字瓦にみる知識;大野寺土塔出土の「司解」銘瓦;大野寺土塔の知識と古代地域社会;行基集団の構造とその原動力)

「BOOKデータベース」 より

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