マックス・ベックマン : 近代芸術における伝統の問題
著者
書誌事項
マックス・ベックマン : 近代芸術における伝統の問題
三元社, 2015.1
- タイトル別名
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Max Beckmann : die Tradition als Problem in der Kunst der Moderne
マックスベックマン : 近代芸術における伝統の問題
- タイトル読み
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マックス・ベックマン : キンダイ ゲイジュツ ニオケル デントウ ノ モンダイ
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注記
Max Beckmann : die Tradition als Problem in der Kunst der Moderne (Deutscher Kunstverlag, 1984) の全訳
訳者あとがき(p243)に「原著の翻訳の後に資料編として、本書の中でしばしば引用されているベックマン自身の手になる三つのテキストの訳を加えた」とあり
参考文献: p207-210
内容説明・目次
内容説明
近代芸術がパリ画壇で花開いていた20世紀初頭、激動のドイツにあって対立する“近代性”と“伝統”との調停点—伝統を近代精神で満たすこと、近代精神の真っただ中で伝統の力を呼び覚ますこと—を求めつづけた画家マックス・ベックマン。画家が生きた時代の歴史的文脈を解明し、彼を同時代の美術史のなかに位置づけることで、描くことによって思索した画家ベックマンの芸術の本質に迫るモノグラフ。
目次
- 第1章 一人のドイツ人の伝記とその反響
- 第2章 美術史の鏡に照らして
- 第3章 古典的レパートリー
- 第4章 社会の中の芸術家
- 第5章 芸術における神話、あるいは神話としての芸術
- 第6章 ベックマンの語り手としての自我
「BOOKデータベース」 より