華族たちの昭和史
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華族たちの昭和史
(中公文庫, [ほ-1-19] . 昭和史の大河を往く / 保阪正康著||ショウワシ ノ タイガ オ ユク ; 6)
中央公論新社, 2015.1
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カゾク タチ ノ ショウワシ
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毎日新聞社 (平成20年12月刊) を文庫化したもの
叢書番号はブックジャケットによる
Description and Table of Contents
Description
明治はじめに誕生し、敗戦後に廃止された華族という階級は、どのような存在だったのか。公家華族と勲功華族の違い、東條英機の爵位への憧れ、赤化華族事件やスキャンダル、そしてとくに影響力をもった西園寺公望、牧野伸顕、近衛文麿、木戸幸一それぞれの苦脳と選択。華族たちの軌跡を追い昭和史の空白部分をさぐる第六集。
Table of Contents
- かつて日本に存在した「華族」という階級
- 近代日本史が凝縮した学習院初等科を訪ねて
- 乃木、山梨勝之進、軍人出身の歴代学習院院長たち
- 開戦と敗戦に立ち会った二人の枢密院議長
- 華族の監督者、宗秩寮総裁・木戸幸一
- 二・二六事件と木戸の段階的華族廃止計画案
- 大久保利通、牧野伸顕、吉田茂の系譜
- 西園寺公望と近衛文麿の暗闘
- 日米開戦を決定づけた昭和十六年十月十二日の荻外荘会談
- 「天皇機関説」排撃の先陣をきった貴族院
- 最後の元老・西園寺公望、坐漁荘での日々
- 西園寺公望と日本の政治の「死」
- 東條英機は爵位を欲していたか
- 二・二六事件と牧野伸顕の決意
- 牧野伸顕と女婿・吉田茂の闘い
- 宮中を揺るがした島津治子元女官長不敬事件
- 赤化華族子弟の秘密組織「ザーリア」
- 戦時下の貴族院—講話を説く議員たち
- 敗戦—華族の終焉
- 華族は皇室の藩屏たり得たか
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