さらば、裁判員制度 : 司法の混乱がもたらした悲劇
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さらば、裁判員制度 : 司法の混乱がもたらした悲劇
ミネルヴァ書房, 2015.1
- タイトル別名
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さらば裁判員制度 : 司法の混乱がもたらした悲劇
- タイトル読み
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サラバ、サイバンイン セイド : シホウ ノ コンラン ガ モタラシタ ヒゲキ
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内容説明・目次
内容説明
裁判員制度。この制度を維持するために、国はあらゆる手段を講じてきた。そして二〇一一年には、最高裁判所大法廷が裁判員制度を合憲と判断してしまったが、この判断には問題が多いと言わざるを得ない。裁判員制度施行から時間がたち、さまざまな問題が噴出してきた。この状況を見て、何を迷う必要があろうか。『裁判員制度の正体』の著者が、平易な文体で裁判員制度の問題を徹底解説し、制度の廃止を提言する。
目次
- 裁判員制度の悲劇とは
- 第1部 裁判員制度の概要—制度の悲劇(裁判員制度はどのようにしてできたのか;裁判員制度とはどのようなものか)
- 第2部 「司法制度改革」の現在の姿—運用の悲劇(裁判員制度の本当の『正体』とは何か;恐怖の裁判員制度;裁判員制度に期待したそれぞれの夢と思惑;痩せる一方の制度の理念)
- 第3部 最高裁判所と裁判員制度—変節の悲劇(最高裁判所の変節;最高裁判所大法廷判決;疑問(そもそも憲法上国民の司法参加は可能なのか;裁判員法は憲法に適合しているのか;国民負担はどうなるのか);制度折衷の悲劇と裁判官全員一致の怪;裁判員制度の未解決の問題を追究する;裁判所侮辱罪との関係)
- 正義のゆくえ
「BOOKデータベース」 より