評伝カンパネッラ
著者
書誌事項
評伝カンパネッラ
人文書院, 2015.1
- タイトル別名
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T. Campanella
カンパネッラ : 評伝
- タイトル読み
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ヒョウデン カンパネッラ
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注記
主要参考文献: p186-187
内容説明・目次
内容説明
哲学者にして魔術師。預言者であり、革命家であり、詩人。ジョルダーノ・ブルーノ、ガリレイと同時代を生きた異端の哲学者の波乱万丈の人生を追う。ルネサンス最後の巨人、本邦初の評伝。故郷スティーロから、その知的遍歴と波乱の人生をたどりながら、彼のコスモロジカルな一元論的世界観が南イタリアの知的風土のなかで培われたことを明らかにし、ルネサンスと地中海文化の認識に新しい視点を提供する。
目次
- 時代背景について
- カンパネッラ誕生す
- テレジオの「後継」を自任する
- 清純な反駁
- ナポリに滞在する(デッラ・ポルタ家との出会い;処女出版と初めての告発)
- 北イタリアへ向かう
- ヴェネト地方で一年余りをすごす—ガリレイとの出会い
- 異端審問にかけられる
- 故郷スティーロへ帰る
- 革命をこころざす
- 陰謀の経緯を語る—カステルヴェテレの供述書
- 二度目の異端審問にのぞむ
- 過酷な拷問に耐える
- 判決を受ける—獄中の日々(一六〇一末‐二六年)
- 『スペイン帝政論』について
- 四つの政治論文から『太陽の都市』へ
- 保釈されパリに向かう
- カンパネッラ死す
「BOOKデータベース」 より