吉田松陰 : 久坂玄瑞が祭り上げた「英雄」
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吉田松陰 : 久坂玄瑞が祭り上げた「英雄」
(朝日新書, 502)
朝日新聞出版, 2015.2
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吉田松陰 : 久坂玄瑞が祭り上げた英雄
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ヨシダ ショウイン : クサカ ゲンズイ ガ マツリアゲタ「エイユウ」
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Description and Table of Contents
Description
純粋で俗人離れした異端者の松陰。義弟の立場をかさに着て松陰を徹底的に利用した政治家・玄瑞。玄瑞は、松陰のことを「尊敬はしているものの、付き合うには苦手なタイプ」と思っていた節がある。しかし、安政の大獄によって松陰が非業の死を遂げると、その死の利用価値に気づいたのもまた玄瑞だった。やがて玄瑞は、亡き松陰を尊王攘夷のシンボルとして祭り上げていく。
Table of Contents
- 第1章 吉田松陰の実像(俗人離れした異端者;松陰誕生 ほか)
- 第2章 久坂玄瑞の生い立ちと松陰との出会い(玄瑞の兄の影響;相次ぐ身内の死 ほか)
- 第3章 松陰の妹・文と玄瑞の結婚(豊かになった杉家;玄瑞、文と結婚 ほか)
- 第4章 「松陰の死」を利用する玄瑞(松陰の志を継ぐ;早くも伝記編纂始まる ほか)
- 第5章 尊王攘夷運動の中で神格化される松陰(松陰改葬;松陰の著作が教科書に ほか)
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