朝鮮燕行使と朝鮮通信使

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朝鮮燕行使と朝鮮通信使

夫馬進著

名古屋大学出版会, 2015.2

Other Title

Korean embassies to Beijing and Korean embassies to Japan

Title Transcription

チョウセン エンコウシ ト チョウセン ツウシンシ

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英文タイトルは英文目次による

Description and Table of Contents

Description

燕行使494回、通信使12回—桁違いの巨大外交ルートが映し出す、しられざる東アジア世界の構造とは。琉球の位置づけや、日朝中知識人の学術交流、洪大容の中国行などを手がかりに、朝貢‐冊封体制論をこえて東アジア国際関係の実像を浮かび上がらせた、燕行使研究の決定版。

Table of Contents

  • 朝鮮燕行使とは何か
  • 第1部 一四‐一九世紀、朝鮮をめぐる東アジアの国際関係と国際構造(朝鮮の外交原理、「事大」と「交隣」;明清中国の対朝鮮外交における「礼」と「問罪」 ほか)
  • 第2部 一六・一七世紀、朝鮮燕行使による中国観察と中国批判(一五七四年朝鮮燕行使の「中華」国批判;改革方案『東還封事』に見える趙憲の中国報告 ほか)
  • 第3部 一八・一九世紀、燕行使と通信使における学術交流(朝鮮燕行使による漢学・宋学論議とその周辺—甲在植『筆譚』と中朝文化秩序;朝鮮通信使による日本古学の認識—朝鮮燕行使による清朝漢学の把握を視野に入れ ほか)
  • 第4部 東アジアにおける洪大容燕行の意義(一七六五年洪大容の燕行と一七六四年朝鮮通信使—両者が体験した中国・日本の「情」を中心に;洪大容『乾浄〓( )会友録』とその改変—一八世紀東アジアの奇書 ほか)
  • 第5部 朝鮮燕行録と使朝鮮録(日本現存朝鮮燕行録解題;使琉球録と使朝鮮録 ほか)

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