坂口安吾の未来 : 危機の時代と文学

書誌事項

坂口安吾の未来 : 危機の時代と文学

宮澤隆義著

新曜社, 2015.2

タイトル読み

サカグチ アンゴ ノ ミライ : キキ ノ ジダイ ト ブンガク

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注記

博士論文 (早稲田大学, 2011) をもとに大幅な加筆修正を加えたもの

内容説明・目次

内容説明

危機の時代に安吾が甦る!戦後、学生運動、冷戦終結、そして今日—危機の時代に安吾の文学は繰り返し甦り、読み直されてきた。常に危機的な状況で、自らの「生きる術」を書き付けてきた彼は、自明なものが消え失せ、不透明な未来を抱える現代の私たちに何を伝えるのか?

目次

  • 危機の時代と文学
  • ファルスの詩学—坂口安吾と「観念」の問題
  • ファルスは証言する—「風博士」論
  • 坂口安吾と「新らしい人間」論
  • 「バラック」と共同性—「日本文化私観」論
  • 情報戦と「真珠」
  • 空襲と民主主義—「白痴」論
  • 「思考の地盤」を掘ること—「土の中からの話」
  • 暴力と言葉—「ジロリの女」をめぐって
  • 法と構想力—「桜の森の満開の下」論
  • 「トリック」の存在論—「不連続殺人事件」とその周辺
  • 来たるべき文学

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB18211437
  • ISBN
    • 9784788514201
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    281p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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