起終点駅 (ターミナル)
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書誌事項
起終点駅 (ターミナル)
(小学館文庫, さ13-2)
小学館, 2015.3
- タイトル別名
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起終点駅
- タイトル読み
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ターミナル
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注記
2012年刊の加筆改稿
内容説明・目次
内容説明
鷲田完治が道東の釧路で法律事務所を開いてから三十年が経った。国選の弁護だけを引き受ける鷲田にとって、釧路地方裁判所刑事法廷、椎名敦子三十歳の覚醒剤使用事件は、九月に入って最初の仕事だった(表題作「起終点駅」)。久保田千鶴子は札幌駅からバスで五時間揺られ、故郷の天塩に辿り着いた。弟の正次はかつてこの町で強盗殺人を犯し、拘留二日目に自殺した。正次の死後、町を出ていくよう千鶴子を説得したのは、母の友人である星野たみ子だった(「潮風の家」)。北海道各地を舞台に、現代人の孤独とその先にある光を描いた短編集を、映画化と同時に文庫化!
「BOOKデータベース」 より