侍従長の回想
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侍従長の回想
(講談社学術文庫, [2284])
講談社, 2015.3
- タイトル読み
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ジジュウチョウ ノ カイソウ
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注記
「侍従長の回想」(1961年刊)の文庫化
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
敗戦必至の状況に懊悩する昭和天皇。空襲、重臣間の対立、ソ連参戦、原爆投下…。終戦の決断に至るまでになにがあったのか。玉音放送、マッカーサーとの会見、そして退位論をめぐって君主として示した姿とは。サイパン陥落後の昭和十九年八月から極東国際軍事裁判が開廷する昭和二十一年五月まで側近に侍した海軍軍人の稀有の証言。
目次
- 空襲下の四方拝
- 酒と侍従
- 天皇、軍を叱る
- 和平に動く吉田茂氏
- 天皇の終戦秘密工作
- 陽の目を見た近衛上奏文
- 御意志に遠い重臣の奏上
- 皇居炎上す
- 意中の人、鈴木首班
- 挫折した近衛特使
- 聖断下る
- 再び聖断を仰ぐ
- 録音盤争奪事件
- 慟哭、二重橋前
- 天皇、マ元帥会談への苦慮
- 近衛公自殺への私見
- 異例、天皇の心境吐露
- 人間宣言と退位をめぐって
「BOOKデータベース」 より