春画と印象派 : "春画を売った国賊"林忠正をめぐって

書誌事項

春画と印象派 : "春画を売った国賊"林忠正をめぐって

木々康子著

筑摩書房, 2015.3

タイトル別名

春画と印象派 : 春画を売った国賊林忠正をめぐって

タイトル読み

シュンガ ト インショウハ : シュンガ オ ウッタ コクゾク ハヤシ タダマサ オ メグッテ

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注記

春画の歴史: p83-92

参考文献: p227-233

内容説明・目次

内容説明

絵師は華麗な絵に批判を込めて弾圧に立ち向かった。春画に魅せられた人々に光を当て、日欧の文化を考察する画期的な一冊。

目次

  • 第1章 林忠正について(渡仏まで;万国博覧会;ただ一人の日本美術の説明者 ほか)
  • 第2章 浮世絵と春画(庶民の中から生まれた浮世絵;歌舞伎と遊郭;明治期の遊郭—吉原にて ほか)
  • 第3章 春画について(春画とは;ルイス・フロイスが見た日本の男女と宗教;西洋人は浮世絵(春画)をどう見たか ほか)
  • 第4章 ヨーロッパと日本(洛中洛外図と浮世絵;江戸の女房たち;民法典論争と春画 ほか)
  • 第5章 浮世絵とオランダ(鎖国;十七世紀のオランダ;オランダとの貿易 ほか)
  • 第6章 ヨーロッパの近代への序曲(日本版画との出会い;新しい芸術を求めて;E・ゴンクール浮世絵 ほか)
  • 第7章 浮世絵(春画)の渡仏(開国と江戸の文化;フィリップ・ビュルティと林忠正;ビュルティと春画 ほか)
  • 第8章 近代絵画の誕生(一八六三年のサロン;マネの背を押したのは誰か;春画がもたらした新しい動き ほか)
  • 第9章 ドビュッシーとカミーユ・クローデル(クロード・ドビュッシー;カミール・クローデル ほか)
  • 第10章 春画を売った国賊(一九〇〇年パリ万国博覧会と春画;事務官長の職責が林に与えたもの ほか)

「BOOKデータベース」 より

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