グローバリゼーションと惑星的想像力 : 恐怖と癒しの修辞学
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グローバリゼーションと惑星的想像力 : 恐怖と癒しの修辞学
みすず書房, 2015.3
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グローバリゼーション ト ワクセイテキ ソウゾウリョク : キョウフ ト イヤシ ノ シュウジガク
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参考文献: 章末
Description and Table of Contents
Description
“グローバリゼーション”と“テロ”。今日の世界を席巻する課題にどう向き合い、理解し、応答していくか。アメリカ研究と現代思想を横断しつつ人文学の今後を問う。
Table of Contents
- 1 グローバリゼーションと惑星的想像力(globeの濫喩—球体上のアメリカ;西半球という「こちら側」—モンロー・ドクトリンのスピーチ・アクト)
- 2 恐怖と知性の淫靡な関係(テロルと反知性主義—恐怖の中で/恐怖を超えて思索すること;恐怖と快楽のはざまで—マイケル・ジャクソンと大衆の欲望;「核」の空間/言語の空間—「コンテインメント」と「抑止」のレトリック)
- 3 二十一世紀のトラウマ(盲目と閃光—視覚の病としてのトラウマの原点には爆発がある;二十一世紀グローバル・コミュニティの不安—PTSDの系譜学に人文学が寄与できること)
- 4 言語による/言語との闘い(傷と声—ポール・ド・マンにとって言語とは何だったのか?;グローバリゼーションと反響し合う声—ミズムラ、スピヴァク、ド・マンの絆)
- 5 許しと声(アメリカ国家のメランコリー—記号のパイオニア、ジュディス・バトラー;暴力と赦し—アレント、デリダ、そして二十一世紀の修辞学)
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