南宋江湖の詩人たち : 中国近世文学の夜明け
著者
書誌事項
南宋江湖の詩人たち : 中国近世文学の夜明け
(アジア遊学, 180)
勉誠出版, 2015.3
- タイトル読み
-
ナンソウ コウコ ノ シジン タチ : チュウゴク キンセイ ブンガク ノ ヨアケ
大学図書館所蔵 全75件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: 各論末
他の執筆者: 張宏生, 保苅佳昭, 銭志熙ほか
収録内容
- 南宋江湖詩人研究の現在地 : 巻頭言 / 内山精也著
- 南宋江湖詩人の生活と文学 / 張宏生著 ; 保苅佳昭訳
- 晩唐詩と晩宋詩 / 銭志煕著 ; 種村和史訳
- 晩宋の社会と詩歌 / 侯体健著 ; 河野貴美子訳
- 江湖詩人と儒学 / 種村和史著
- 謁客の詩 / 阿部順子著
- 江湖詩人の詠梅詩 / 加納留美子著
- 江湖詩人の詞 / 保苅佳昭著
- "鑑定士"劉克荘の詩文創作観 / 東英寿著
- 劉克荘と故郷 / 浅見洋二著
- 陳起と書棚本 / 羅鷺著 ; 會谷佳光訳
- 江湖詩禍 : コラム / 原田愛著
- 陳起と江湖詩人の交流 : コラム / 甲斐雄一著
- 江湖詩人の詩集ができるまで / 内山精也, 王嵐著
- 近体詩の作法 : コラム / 坂井多穂子著
- 『草堂詩余』成立の背景 / 藤原祐子著
- 『咸淳臨安志』の編者潜説友 / 小二田章著
- 『夢梁録』の世界と江湖の詩人たち : コラム / 中村孝子著
- 臨安と江浙の詩社 / 河野貴美子著
- 転換の現出としての劉辰翁評点 / 奥野新太郎著
- 金末元初における「江湖派的」詩人 / 高橋幸吉著
- 金元交替と華北士人 / 飯山知保著
- 詩法から詩格へ / 堀川貴司著
- 近世後期詩壇と南宋詩 / 池澤一郎著
- 江戸の江湖詩人 / 張淘著
- 域外漢籍に見える南宋江湖詩人の新資料とその価値 / 卞東坡著 ; 會谷佳光訳
内容説明・目次
内容説明
中国文学史上、最初に顕著な文学活動をした市民階層の詩人群である江湖詩人。彼らを売り出したのは都大路に店を構えた書肆の主。一商人が出版という営為を通じて、伝統詩学の新たなトレンドを生み出し、元明清三代の魁となった。彼らの影響は日本にも及んでおり、彼らの位置づけを正しく行い再評価することで、中国近世の文学史全体を大きく書き換えることができるだろう。本書を通してこの詩派の価値と内実を紹介する。
目次
- 1 南宋江湖詩人の位相と意義(南宋江湖詩人の生活と文学;晩唐詩と晩宋詩 ほか)
- 2 江湖詩人の文学世界(謁客の詩;江湖詩人の詠梅詩—花の愛好と出版文化 ほか)
- 3 江湖詩人と出版(陳起と書棚本;江湖詩人の詩集ができるまで—許〓(ひ)と戴復古を例として ほか)
- 4 宋末元初という時代(『咸淳臨安志』の編者潜説友—南宋末期臨安と士人たち;転換の現出としての劉辰翁評点 ほか)
- 5 日本との関わり(詩法から詩格へ—『三体詩』およびその抄物と『聯珠詩格』;近世後期詩壇と南宋詩—性霊派批判とその反応 ほか)
「BOOKデータベース」 より