教皇ベネディクトゥス一六世 : 「キリスト教的ヨーロッパ」の逆襲

書誌事項

教皇ベネディクトゥス一六世 : 「キリスト教的ヨーロッパ」の逆襲

今野元著

東京大学出版会, 2015.3

タイトル別名

Benedictus PP.XVI : renovatio europae christianae

教皇ベネディクトゥス一六世 : キリスト教的ヨーロッパの逆襲

タイトル読み

キョウコウ ベネディクトゥス ジュウロクセイ : 「キリストキョウテキ ヨーロッパ」ノ ギャクシュウ

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注記

史料・文献一覧: 巻末p7-31

年譜: 巻末p32-43

内容説明・目次

内容説明

2013年、異例の生前退位により姿を消した第265代ローマ教皇。彼はどこから来て、カトリック教会をどこへ導こうとしたのか?出生から退位まで、ヨーロッパ再生を願い闘い抜いた生涯を描く。

目次

  • 序章 「キリスト教的ヨーロッパ」の再発見(政教不分離の国ドイツ;保守派ドイツ人の教皇選出)
  • 第1章 ヨーロッパ内のオリエント(ローマ=カトリック教会の形成;販近代主義への道 ほか)
  • 第2章 ヒトラー・ドイツの神学校生—一九二七年‐一九四五年(オーバーバイエルンでの出生;ゲオルク・ラッツィンガー神父 ほか)
  • 第3章 公会議の神学顧問—一九四五年‐一九六六年(一九四五年ドイツ—「修正」か「破壊」か;「神学の神童」—司祭叙品と神学研究 ほか)
  • 第4章 時流に抗する大学教授—一九六六年‐一九七七年(一九六〇年代ドイツ—「破壊」による「修正」の否定;テュービンゲン大学正教授への就任 ほか)
  • 第5章 祖国バイエルンの司牧者—一九七七年‐一九八二年(ミュンヒェン=フライジング大司教への就任;ミュンヒェン時代の意見表明 ほか)
  • 第6章 ヴァティカンの甲胄枢機卿—一九八二年‐二〇〇五年(教理省長官への就任;『信仰の状況について』—ヴィットーリオ・メッソーリとの対話 ほか)
  • 第7章 聖ペトロの後継者—二〇〇五年‐二〇一三年(「ヘバームス・パーパム」;「ロゴスの聖座」と「開き過ぎない教皇庁」 ほか)
  • 終章 聖座のノンコンフォーミスト

「BOOKデータベース」 より

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