教化に臨む近世学問 : 石門心学の立場
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書誌事項
教化に臨む近世学問 : 石門心学の立場
ぺりかん社, 2015.2
- タイトル別名
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一八世紀日本における民衆教化の展開と学問への視線 : 石門心学を中心に
一八世紀日本における民衆教化の展開と学問への視線
- タイトル読み
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キョウカ ニ ノゾム キンセイ ガクモン : セキモン シンガク ノ タチバ
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注記
博士学位論文「一八世紀日本における民衆教化の展開と学問への視線 : 石門心学を中心に」 (京都大学, 2007年度) に大幅に加筆・修正を施したもの
内容説明・目次
内容説明
日常の様々な場面で教えが広く説かれた江戸時代、期待と警戒の両義的な民衆の視線にさらされた学問の展開過程を跡づけるとともに、貝原益軒・河内屋可正・石田梅岩・手島堵庵といった人物が教化の場で学問なるものを語り出す局面に注目することで、近代の学校を乗り越える学問像の可能性を問い直す。
目次
- 第1部(学問誘導の語り—貝原益軒『大和俗訓』の場合;「渡世」に資する学問—『河内屋可正旧記』の場合;職分に応じた学問—その困難性;動揺する教化—談義本を手がかりに)
- 第2部(「赤裸」になる覚悟;教化に臨まんとする「病」;教化による継承;「同輩」への教化と教育;石門心学への批判;「頑民」への教化—脇坂義堂『心学教諭録』の場合;「臍」のゆくえ)
「BOOKデータベース」 より