昭和一〇年代の文学場を考える : 新人・太宰治・戦争文学
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書誌事項
昭和一〇年代の文学場を考える : 新人・太宰治・戦争文学
立教大学出版会 , 有斐閣 (発売), 2015.3
- タイトル別名
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An inquiry into the literary field in the second decade of the Showa era : new writers, Osamu Dazai, and war literature
昭和10年代の文学場を考える : 新人・太宰治・戦争文学
昭和一〇年代の文学場を考える : 新人太宰治戦争文学
- タイトル読み
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ショウワ ジュウネンダイ ノ ブンガクジョウ オ カンガエル : シンジン・ダザイ オサム・センソウ ブンガク
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注記
参考文献: p7
内容説明・目次
内容説明
新しい方法論が照らす歴史の力学。アジア・太平洋戦争期と重なる昭和10年代の文学は、本当に不毛だったのか?特定の作家・作品・トピックにとどまらず、それらを取り囲む諸条件ごと同時代の視座から練りあげた問題構成に、メディア調査、言説分析、テクスト読解をクロスさせた成果!
目次
- 第1部(昭和一〇年代における題材と芥川賞—石川達三、「蒼氓」;文学青年から芥川賞作家へ—小田嶽夫「城外」と支那;不思議な暗合—“Sidotti物語”と太宰治「地球図」 ほか)
- 第2部(“現役作家=太宰治”へのまなざし;女流作家の隆盛/“喪の仕事”—「女生徒」;ドイツ文化との共振/“権力強化の物語”—「走れメロス」 ほか)
- 第3部(昭和一〇年代における“森鴎外”—太宰治「女の決闘」から/へ;日中戦争開戦直後・文学(者)の課題—小田嶽夫「泥河」・「さすらひ」;昭和一二年の報告文学言説—尾崎士郎『悲風千里』を視座として ほか)
「BOOKデータベース」 より