社会的共通資本としての森
著者
書誌事項
社会的共通資本としての森
(Social common capital)
東京大学出版会, 2015.4
- タイトル別名
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Forests as social common capital
社会的共通資本としての森
- タイトル読み
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シャカイテキ キョウツウ シホン トシテノ モリ
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注記
英文タイトルは標題紙裏による
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
森林環境と人間社会による森の利用は、濃密な相互作用を経て、各地域固有の文化と制度を形成してきた。政府対市場の二項対立を超え、皆で森を管理する制度資本の進化を考える。
目次
- 社会的共通資本と森林コモンズの経済理論
- 第1部 森は緑のダム(森林の保水力と緑のダム機能;森林回復による治水機能の向上はダムに優る;横川山の入会の変遷と「流域コモンズ」の可能性)
- 第2部 森を育む思想と文化(コモンズとしての森林—学校林の歴史に宿るエコロジー思想;地域と森林の時間軸・空間軸—流域圏と農山村の遺産;平和の森—先住民族プナンのイニシアティブ;イノシシと日本人の関係史—自然領域と人間領域の適正な配分)
- 第3部 森を支える制度(制度資本としてのコモンズ—政令指定都市の中の森林・林業を事例として;自然災害リスク管理と保安林制度のあり方—オーストリア・チロル州の保安林改良事業と野渓監護事業を中心に;林業労働者のキャリア形成支援と「緑の雇用」制度)
- 森林を社会的共通資本とするために
「BOOKデータベース」 より