平成ボーダー文化論
著者
書誌事項
平成ボーダー文化論
(水声文庫)
水声社, 2015.3
- タイトル別名
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平成ボーダー文化論
- タイトル読み
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ヘイセイ ボーダー ブンカロン
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内容説明・目次
内容説明
1989年以降におこった大小さまざまな事象をもとに、犯罪、メディア、若者、音楽、写真、女性、アダルトビデオ、漫画などについて縦横に論じ、「平成」という時代を裏側から考察する。衝撃の日本文化論。
目次
- 一九八九年論
- もがく仕種の可愛さこそが—「不快の快」時代の魅力的な身振りだ
- 「死にたい」と「殺したい」のあいだ—「十七歳」の犯罪について
- 全体化の虚偽、現代的自殺—入間市「ネット心中」事件について
- 「稀薄」がキーワード 二十代はデュシャンの泉?
- 人界を穿つ闇—三角みづ紀『オウバアキル』書評
- 境界が溶けてゆく—太陽肛門スパパーン『馬と人間』について
- 一点に心を集めて小さくなってゆく—九〇年代後半のゆらゆら帝国について
- ロボットと性
- 「小さな画面」の不如意を慈しむことについて
- 写真都市彷徨
- 世界は一人の女の集約される
- ネット時代の書簡
- ドキュメンタリーとしてのアダルト・ビデオ
- 境界突破した身体がそれじたい境界化する—あとがきにかえて
「BOOKデータベース」 より