天皇家と生物学
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書誌事項
天皇家と生物学
(朝日選書, 932)
朝日新聞出版, 2015.4
- タイトル読み
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テンノウケ ト セイブツガク
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注記
参考資料: p297-301
内容説明・目次
内容説明
ヒドロゾア研究で9編の専門論文を発表し、20冊以上の生物学の書籍に関わった昭和天皇。ハゼの系統進化研究の基本となる分類法を確立し世界的に認められている天皇陛下。DNA分析と民俗学からニワトリの家禽化の起源を探究する秋篠宮さま。金魚のがんからヒトのがん治療法開発を研究する常陸宮さま。他の皇族も含め天皇家は3代にわたり生物学研究に熱心に取り組んでいる。多忙な公務のかたわら、研究にかける情熱と貢献の詳細は、これまで専門以外の人びとにはほとんど知られていなかった。だがその業績は世界で高い評価を得ている。どのような環境のもとに研究は進められているのか。学界の重鎮で天皇に生物学のご進講をつとめたこともある著者がわかりやすく解説する。
目次
- 君主と学問(外国の君主と学問の関係;わが国の皇室と学問)
- 第1章 初代昭和天皇(昭和天皇のおいたち;東宮御学問所時代 ほか)
- 第2章 第二代今上(明仁)天皇と常陸宮(皇居と御用邸;天皇家と馬 ほか)
- 第3章 第三代秋篠宮と黒田清子さん(秋篠宮のおいたちとご経歴;秋篠宮のご業績、ナマズ研究とニワトリの分子系統 ほか)
- 第4章 国際生物学賞について(生物学のノーベル賞を—国際生物学賞;国際生物学賞の受賞者たち ほか)
「BOOKデータベース」 より