書誌事項

人間の愚かさについて

曽野綾子著

(新潮新書, 614)

新潮社, 2015.4

タイトル読み

ニンゲン ノ オロカサ ニツイテ

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注記

『新潮45』連載「人間関係愚痴話」(2013年12月号-2014年12月号, 2015年4月号)を改題の上まとめたもの

内容説明・目次

内容説明

元気をもらう、老人にやさしい、安心・安全…浅はかなメディアがもてはやす、現代人の甘えた認識。著者は、日々の出来事や時事的な話題の中に、この世で人が生きること、老いて死ぬことの本質をとらえなおし、世の風潮のおかしさを鋭くただす。「金を出せば助けられたと思うのは甘い」「野垂れ死にの最期は敗北を意味しない」「人間が大成するには日陰の部分が要る」など、豊かな見聞と経験に裏打ちされた人生哲学。

目次

  • できるだけ穏やかにこの世から退去する
  • 金を出せば助けられたと思うのは甘い
  • 元気は仕方なく自分でかき立てるもの
  • 安心して暮らせる老人などいなくなる
  • メディアの美談の類いには用心する
  • 野垂れ死にの最期は敗北を意味しない
  • 人間の愚かさと弱さは無限である
  • 人も家も軽やかに消えるのが願わしい
  • 願わしくないことから何かを発見する
  • 「安心して暮らせる」という戯言
  • 人間が大成するには日陰の部分が要る
  • 律儀な働き者で、筋金入りの怠け者
  • 人を出し抜いてまで長く生きたくはない

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB18429828
  • ISBN
    • 9784106106149
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    205p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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