東アジアにおける旅の表象 : 異文化交流の文学史
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東アジアにおける旅の表象 : 異文化交流の文学史
(アジア遊学, 182)
勉誠出版, 2015.4
- タイトル読み
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ヒガシアジア ニオケル タビ ノ ヒョウショウ : イブンカ コウリュウ ノ ブンガクシ
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内容説明・目次
内容説明
旅は非日常的な移動であり、時空間の差異と同時に精神意識に大きな変化をもたらす。古典および近現代の文学、メディア、宗教、芸術など、様々な領域にみられる旅の表象について横断的に検証し、東アジアの文化交流史の一端を浮き彫りにする。
目次
- 1 古典文学と旅の表象(天竺をめざした人々—異文化交流の文学史・求法と巡礼;日本古典文芸にみる玄奘三蔵の渡天説話;悪龍伝説の旅—『大唐西域記』と『弁暁説草』 ほか)
- 2 旅の近代文学の生成(蘭学から英学へ—遊学の町長崎から考える;明治期における日本人の中国紀行及びその文献;「旅愁」—抒情の一九〇〇年代から一九三〇年代へ ほか)
- 3 近代文学者と旅の表象(明治人が見た東アジア情勢—森田思軒は『北清戦記』をどうTRACEしたか;阿部知二における中国旅行と文学の表象;島尾敏雄、火野葦平における戦時下南島の「女への旅」—「女護が島」幻想と「へんなあひるの子」 ほか)
「BOOKデータベース」 より