アメリカスの文学的想像力 : カリブからアメリカへ

書誌事項

アメリカスの文学的想像力 : カリブからアメリカへ

庄司宏子著

彩流社, 2015.3

タイトル別名

In the Caribbean shadow : the hemispheric genealogies of US literary imagination

タイトル読み

アメリカス ノ ブンガクテキ ソウゾウリョク : カリブ カラ アメリカ エ

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注記

引用・参考文献一覧: 巻末p11-32

内容説明・目次

内容説明

植民地の記憶、奴隷制度、メスメリズム、フェミニズム、写真術などの歴史現象から生まれるダブル、その欲望と恐怖のなかにアメリカ的想像力の本質をみつめる。

目次

  • 第1部 サン=ドマングの影のもとに—建国期アメリカの黙示録的ヴィジョン(追憶と恐怖のカプ・フランセ—モロー・ド・サン=メリーとレオノーラ・サンセイが見たサン=ドマング;シンパシーと暴力・恐怖—チャールズ・ブロックデン・ブラウンにみる建国期アメリカのセキュリティ;感受性の共和国—建国期アメリカの「誘惑」テクストを読む)
  • 第2部 メスメリズム変幻—アンテベラム期の諸相(“沈黙した身体”を視るまなざし—一九世紀視覚文化の一考察;シンパシーとメスメリズム—ナサニエル・ホーソーンのセンチメンタリズム;もうひとつのアメリカ・ルネサンス—マーガレット・フラーとボストンの超絶主義的女性たち)
  • 第3部 アメリカスのなかで—帝国化する時代と他者へのまなざし(コロニアル・シアター—メアリー・G.ローウェルとピーボディ姉妹が見たキューバ;ベアトリスは「混血」か—「ラパチーニの娘」にみる人種混淆の恐怖)
  • 第4部 一九世紀末アメリカの不安と欲望—差異と位置の政治学(世紀末の神経衰弱—アメリカの自画像;帝国とユートピア—北極へのファンタジー)

「BOOKデータベース」 より

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