名作裁判あの犯人をどう裁く?
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書誌事項
名作裁判あの犯人をどう裁く?
(ポプラ新書, 056)
ポプラ社, 2015.3
- タイトル別名
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あなたが裁く!「罪と罰」から「1Q84」まで
- タイトル読み
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メイサク サイバン アノ ハンニン オ ドウ サバク
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注記
「あなたが裁く!「罪と罰」から「1Q84」まで」(日本経済新聞出版社 2010年刊)の改題、再編集
内容説明・目次
内容説明
完全犯罪、死体なき殺人、未成年の凶悪犯罪、マインドコントロール下での殺人など…名作が描き出す難問に挑戦!元裁判官があの話題作の犯人たちに判決を下す!
目次
- ドストエフスキー『罪と罰』ラスコーリニコフを裁く
- ロバート・ワイズ『ウエスト・サイド物語』「ふつうの殺人」とは何か
- ジョージ・スティーヴンス『陽のあたる場所』湖上のボート転覆は事故か偽装殺人か
- カミュ『異邦人』「太陽のせい」で人を殺したら、果たして…
- ルネ・クレマン『太陽がいっぱい』華麗なる死体なき殺人事件の結末
- ルイ・マル『死刑台のエレベーター』アリバイなき殺人容疑と完全犯罪
- ジャン=リュック・ゴダール『勝手にしやがれ』無頼派不良の考えなしの警官殺しは死刑か
- スタンダール『赤と黒』男女関係のもつれによる殺人は軽いか重いか
- フランシス・フォード・コッポラ『ゴッドファーザー』マフィア、暴力団にかかわるバイオレンス殺人
- アーサー・ペン『俺たちに明日はない』未成年者の凶悪犯罪はどう裁かれるか
- ジョナサン・デミ『羊たちの沈黙』ハンニバル・レクター博士と責任能力
- 東野圭吾『容疑者Xの献身』同情すべき殺人の刑罰はどこまで下がるか
- 宮部みゆき『模倣犯』「決定的な一言」は本当に決定的な証拠になるか
- 吉田修一『悪人』それほど悪人とは思えない凶悪犯の扱い
- 村上春樹『1Q84』主人公「青豆」は死刑になる運命にあり
「BOOKデータベース」 より