ほんとうの日蓮
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ほんとうの日蓮
(中公新書ラクレ, 524)
中央公論新社, 2015.5
- タイトル読み
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ホントウ ノ ニチレン
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内容説明・目次
内容説明
日蓮は単行本およそ六冊分にも及ぶ論考、手紙を残した。中世において彼ほど顔の見える人物はいない。なぜ流罪になったのかと自問する日蓮。愛児を失った母親へ情愛のこもった手紙をしたためる日蓮。戦う宗教者のイメージが先行する日蓮の生身の姿とは?島田宗教学の決定版。
目次
- 顔の見える宗教家—はじめに
- 1章 日蓮は戦闘的な宗教家だったのか
- 2章 本物か偽書か—日蓮の書誌学
- 3章 日本に希有な体系的な思想家
- 4章 日蓮が『立正安国論』を著した理由はなにか
- 5章 数々の法難は日蓮をどう変えたのか
- 6章 思想を深化させる日蓮—佐渡流罪の経験
- 7章 人間日蓮—身延での日常
- 柔らかな原理主義者—おわりに
「BOOKデータベース」 より