死産される日本語・日本人 : 「日本」の歴史-地政的配置
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書誌事項
死産される日本語・日本人 : 「日本」の歴史-地政的配置
(講談社学術文庫, [2297])
講談社, 2015.5
- タイトル別名
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死産される日本語日本人 : 日本の歴史地政的配置
- タイトル読み
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シザン サレル ニホンゴ・ニホンジン : 「ニホン」ノ レキシ-チセイテキ ハイチ
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注記
原本: 1996年新曜社刊
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
誰もが無意識のうちにその存在を信じている。「日本語」と「日本人」は、近代になって生み出された人為の産物である。ところが、それらは生まれた時にはすでに死んでいた…。その斬新な議論で刊行当初から幾多の議論を巻き起こしてきた問題の書が、新稿を加えた決定版で登場。「日本」の価値が揺らいでいる今、問題を根底から考えるための必読文献。
目次
- 1 近代の批判:中絶した投企—日本の一九三〇年代
- 2 国民共同体の「内」と「外」—丸山真男と忠誠
- 3 国際社会のなかの日本国憲法—社会性の比喩としての“移民”と憲法
- 4 遍在する国家—二つの否定:『ノー・ノー・ボーイ』を読む
- 5 歴史という語りの政治的機能—天皇制と近代
- 6 死産される日本語・日本人—日本語という統一体の制作をめぐる(反)歴史的考察
- 7 「西洋への回帰」と人種主義—現代保守主義と知識人
「BOOKデータベース」 より