アーネスト・ヘミングウェイ、神との対話
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アーネスト・ヘミングウェイ、神との対話
松籟社, 2015.3
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アーネストヘミングウェイ神との対話
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アーネスト ヘミングウェイ カミ トノ タイワ
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参考文献: p240-248
Description and Table of Contents
Description
ヘミングウェイの宗教に対する姿勢は終生、揺れ動いていた。信仰を持ちたいと願いながら、持てないでいる苦しみ—ヘミングウェイの生涯続いた信仰をめぐる葛藤を、いわば神との挑戦的な対話をたどり、ヘミングウェイ作品を読み直す試み。
Table of Contents
- 序章
- 第1章 ニック・アダムズと「伝道の書」—オークパークとピューリタニズム(恐怖の引き金;オークパークの光と闇;「神の恵みに救われて」と「伝道の書」 ほか)
- 第2章 信仰途上のジェイク—スコープス裁判と聖地巡礼(信仰途上のジェイク;ブライアンの死;ビセンテ・ヒローネス物語 ほか)
- 第3章 届かない祈り—戦争とカトリシズム(祈りの意味;隠蔽された告白;失敗する祈り ほか)
- 第4章 異端審問にかけられたキャサリン(パウロの特権;不道徳な語り手;ノリ・メ・タンゲレ)
- 第5章 信者には何もやるな—出産と自殺の治療法(教会から医学へ;ある信者の手紙;父と子と自殺 ほか)
- 第6章 革命家の祈り—政治と宗教の狭間で(革命か教会か;共産主義とカトリックの排他性;神を失った共和国側と神に守られる反乱軍 ほか)
- 第7章 サンチャゴとキリスト教的マゾヒズム(ヘミングウェイ・ヒーローとキリスト;痛みのスペクタル化;聖痕と男根 ほか)
- 第8章 ニック・アダムズと楽園の悪夢(晩年にたどりついた楽園;ニックの原罪;健全な宗教と病んだ魂の宗教 ほか)
- 終章 ヘミングウェイが見た神の光
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