思いがけない日本美術史
著者
書誌事項
思いがけない日本美術史
(祥伝社新書, 413)
祥伝社, 2015.5
- タイトル読み
-
オモイガケナイ ニホン ビジュツシ
大学図書館所蔵 件 / 全47件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
従来の時代順の美術史ではわからなかった、その面白さを画題ごとに見ることで、あぶりだします。長谷川等伯「松林図屏風」や仙〓(がい)「老人六歌仙画賛」、「彦根屏風」など、著者の考える日本絵画史上、重要な十二点の作品を取り上げて解説。ちょっとした「鑑賞のツボ」を知ることで、その人なりの絵の見かたを見つけることができます。
目次
- 第1章 人間を描く(すべては鋭い人間観察力から始まった—「伴大納言絵巻」;人生の裏側を覗かせる—「彦根屏風」;人生の機微を描く—仙〓(がい)「老人六歌仙画賛」)
- 第2章 動・植物を描く(誰も描かなかった動物の感性—長谷川等伯「竹鶴図屏風」「竹虎図屏風」;“アンチ狩野永徳”の美の力—狩野光信「勧学院客殿一之間障壁画」)
- 第3章 風景を描く(江戸っ子の心意気を描く—「江戸名所図屏風」;自娯という文人たちの心象風景を描く—田能村竹田「梅花書屋図」)
- 第4章 目に見えないモノを描く(自分が自分であるために—長谷川等伯「松林図屏風」;閻魔様と阿弥陀様と神様と—「十王地獄図」「当麻曼茶羅図」「僧形八幡神影向図」)
「BOOKデータベース」 より