オオカミ少女はいなかった : スキャンダラスな心理学
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書誌事項
オオカミ少女はいなかった : スキャンダラスな心理学
(ちくま文庫, [す-23-1])
筑摩書房, 2015.5
増補
- タイトル別名
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オオカミ少女はいなかった : 心理学の神話をめぐる冒険
- タイトル読み
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オオカミ ショウジョ ワ イナカッタ : スキャンダラスナ シンリガク
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注記
2008年10月に新曜社より刊行された『オオカミ少女はいなかった--心理学の神話をめぐる冒険』に、加筆訂正したもの
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
否定されているのに事実として何度もよみがえり、テキストにさえ載ってしまう心理学の学説の数々の迷信や誤信。それらがいかに生み出され、人がなぜだまされてしまうのか、心理学における驚きのねつ造の歴史。オオカミ少女アマラとカマラはいなかった?サブリミナル効果はでっち上げ?虹が3色にしか見えない民族が本当にいる?「論理的にものを考える」とはどういうことかがわかる。
目次
- 1章 オオカミ少女はいなかった—アマラとカマラの物語
- 2章 まぼろしのサブリミナル—マスメディアが作り出した神話
- 3章 3色の虹?—言語・文化相対仮説をめぐる問題
- 4章 バートのデータ捏造事件—そしてふたごをめぐるミステリー
- 5章 なぜ母親は赤ちゃんを左胸で抱くか—ソークの説をめぐる問題
- 6章 実験者が結果を作り出す?—クレヴァー・ハンスとニム・チンプスキー
- 7章 プラナリアの学習実験—記憶物質とマコーネルをめぐる事件
- 8章 ワトソンとアルバート坊や—恐怖条件づけとワトソンの育児書
- 9章 心理学の歴史は短いか—心理学のウサン臭さを消すために
「BOOKデータベース」 より