経済データと政策決定 : 速報値と確定値の間の不確実性を読み解く

書誌事項

経済データと政策決定 : 速報値と確定値の間の不確実性を読み解く

小巻泰之著

日本経済新聞出版社, 2015.5

タイトル読み

ケイザイ データ ト セイサク ケッテイ : ソクホウチ ト カクテイチ ノ アイダ ノ フカクジツセイ オ ヨミトク

大学図書館所蔵 件 / 147

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: p297-314

内容説明・目次

内容説明

データはどこまで不完全か?日々扱う経済データの速報はいずれ改定される。速報値と、のちに加工された確定値との間に潜むギャップが、しばしば意思決定の場で読み違いを引き起こす。状況に応じてデータの不確実性をどう見抜き、妥当な判断をどう行うべきか。1990年代以降の経済政策の分析を通じて数値データの解釈と読み方を検証する。

目次

  • 序章 「リアルタイムデータ」とは何か
  • 第1章 マクロ統計データの不確実性
  • 第2章 1990年代の財政拡張政策の効果—政策効果は低下したのか
  • 第3章 政策スタンスからみた財政政策
  • 第4章 認知のラグの影響—消費税増税における駆け込み需要と反動減は予測できない
  • 第5章 不確実性の高まりとゼロ金利政策の解除をめぐって
  • 第6章 消費者物価指数の基準改定と予測可能性—2006年8月のCPIショック
  • 第7章 データ改定のもとで予測をどのように行うのか
  • 終章 リアルタイムの政策評価

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ