〈裏〉日本音楽史 : 異形の近代

書誌事項

〈裏〉日本音楽史 : 異形の近代

齋藤桂著

春秋社, 2015.4

タイトル別名

裏日本音楽史

裏・近代日本音楽史

タイトル読み

〈ウラ〉ニホン オンガクシ : イギョウ ノ キンダイ

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注記

『春秋』の連載「裏・近代日本音楽史」(春秋社, 2013年7月号-2014年5月号) に大幅な加筆を施したもの

内容説明・目次

内容説明

日本音楽とは何か?この難問に、大胆不敵な極論で挑んだ人々がいた。神話、都市伝説、怪談。非合理なのに、どこか魅力的な言説から見えてくるものとは。妄想と葛藤の文化史。

目次

  • 第1部 近代の誕生—明治期(日本音楽史の正体—「抹殺博士」重野安繹の歴史と神話;近代に彷徨う武士の幽霊—軍歌「抜刀隊」と西郷星;日露戦争と情緒のかたち—平民歌・民謡・俚謡・「軍歌のような讃美歌」;音楽と怪異のゆくえ—鈴木鼓村の筝曲と怪談)
  • 第2部 「日本らしさ」と西洋音楽—大正期(地震と流行歌—中山晋平と幸田露伴の音楽観;客観性という名の異端—兼常清佐と日本音楽史)
  • 第3部 「大東亜共栄圏」と伝統の解釈—昭和期(民族意識と空想の世界史—ムー大陸・日ユ同祖論;日本毛毬唄雑考—横溝正史『悪魔の手毬唄』をめぐって)

「BOOKデータベース」 より

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