近代茶人の肖像
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書誌事項
近代茶人の肖像
(淡交新書)
淡交社, 2015.2
- タイトル読み
-
キンダイ チャジン ノ ショウゾウ
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注記
主要参考文献一覧: p214-215
内容説明・目次
内容説明
「近代数寄者」を中心とした近代茶道史から、学者や料理人、軍人、僧侶、皇室にまで視野を広げた新しい近代茶道史へ。20人の茶の湯と人生を豊富な逸話と共に取り上げ、それぞれの茶の湯の楽しみ方を見つめます。近代史上よく知られた人物、市井の知られざる風流人の姿が生き生きと立ち上がる茶人伝。
目次
- 井上馨(世外)—政界の雷親父は細心なる茶人
- 有栖川宮熾仁親王(霞堂)—親王の茶の湯に見る宮家と華族の社交界
- 安田善次郎(松翁)—慎しく陰徳を重ねた財産家の茶の湯
- 今泉雄作(常真)—茶道具再評価の種を蒔いた江戸っ子
- 平瀬亀之輔(露香)—大阪の茶の湯を牽引した「粋の神」
- 住友友純(春翠)—茶の湯に文人趣味を融合させたエリート実業家
- 益田孝(鈍翁)—近代の茶の湯を双肩に担った巨人
- 馬越恭平(化生)—数々の逸話を残した「ビール王」数寄者
- 柏木貨一郎(探古斎)—土蔵に住んだ幻の数寄屋建築家
- 岡倉覚三(天心)—茶より酒を愛した『茶の本』の執筆者
- 正木直彦(十三松堂)—美術と茶道に橋を架けた美術学校長
- 貞明皇后—満州皇帝を茶の湯でもてなした大正天皇妃
- 三井高棟(宗恭)—財閥の盛衰を見つめた三井家当主の茶の湯
- 團琢磨(狸山)—鈍翁から経営と茶の湯を受け継いだ男
- 大谷尊由(心斎)—茶の湯三昧の境地に遊んだ宗教家
- 前田利為(梅堂)—旧大名家軍人のたしなみとしての茶の湯
- 式守蝸牛(虎山)—悲運の宰相、戦時下の茶の湯
- 栗山善四郎(八百善)—江戸懐石を伝え、茶の湯を愛した料亭主人
- 加藤正治(犀水)—憲法の制定に携わった法学者茶人
「BOOKデータベース」 より