死者との邂逅 : 西欧文学は「死」をどうとらえたか

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死者との邂逅 : 西欧文学は「死」をどうとらえたか

道家英穂著

作品社, 2015.5

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死者との邂逅 : 西欧文学は死をどうとらえたか

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シシャ トノ カイコウ : セイオウ ブンガク ワ「シ」オ ドウ トラエタカ

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文献目録: p277-291

Description and Table of Contents

Description

古代/中世の『オデュッセイア』、『アエネーイス』、『神曲』から近代の『ハムレット』、『クリスマス・キャロル』、そして現代の『灯台へ』、『若い芸術家の肖像』、『ユリシーズ』、『失われた時を求めて』に至るヨーロッパ文学史上の名作を繙き、そこに現れる死生観と時代思潮を、先行作品への引喩を手がかりに緻密に読み解く。

Table of Contents

  • 第1部 古代・中世—来世のリアリティー(冥界への旅—『オデュッセイア』と『アエネーイス』;救いに至る旅—『神曲』;遠ざかる天国—ボッカッチョの二作品と『真珠』)
  • 第2部 近代—現世重視への転換(未知の国となった来世—『ハムレット』;生の讃歌と死者への思い—『クリスマス・キャロル』)
  • 第3部 現代—芸術は宗教に代わりうるか(来世なき死生観—『灯台へ』;死者への冒涜と愛—『若い芸術家の肖像』と『ユリシーズ』;癒やしと忘却—『失われた時を求めて』)

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