描かれたオランダ黄金世紀 : ヨーロッパ近代文明の曙
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書誌事項
描かれたオランダ黄金世紀 : ヨーロッパ近代文明の曙
(学術選書, 070 . 諸文明の起源||ショブンメイ ノ キゲン ; 10)
京都大学学術出版会, 2015.6
- タイトル別名
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ヨーロッパ近代文明の曙描かれたオランダ黄金世紀
シリーズ : 諸文明の起源
- タイトル読み
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エガカレタ オランダ オウゴン セイキ : ヨーロッパ キンダイ ブンメイ ノ アケボノ
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注記
参考文献リスト: p321-325
内容説明・目次
内容説明
ヨーロッパ近代文明を概観し、その誕生の様相を全体として跡づけることは、通例の歴史記述では至難であるが、それを可能にした文化資料がある。巨大な覇権国家スペインから独立を勝ち取ったオランダの「黄金世紀=17世紀」がもたらした、ユニークで豊かな絵画作品群である。市民絵画ともいうべき特異な流派が描く風景画・静物画・肖像画・生活風俗画から、来たるべきヨーロッパ近代文明の開放的な諸相が垣間見られる。
目次
- 序章 歴史のなかの一七世紀オランダ
- 第1章 自然の景観—人間が創った国土
- 第2章 社会の景観—フランス・ハルスの眼に映った
- 第3章 日常の景観—暮らしの豊かさはどこから
- 第4章 人間の探求—レンブラントの世紀の写像
- 第5章 異境の目撃—南アメリカからの贈物
- 第6章 戦争と平和—ネーデルランドからウェストファリアへ
「BOOKデータベース」 より