沖縄の米軍基地 : 「県外移設」を考える

書誌事項

沖縄の米軍基地 : 「県外移設」を考える

高橋哲哉著

(集英社新書, 0790B)

集英社, 2015.6

タイトル別名

沖縄の米軍基地 : 県外移設を考える

タイトル読み

オキナワ ノ ベイグン キチ : 「ケンガイ イセツ」オ カンガエル

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注記

主な引用・参考文献: p196-198

内容説明・目次

内容説明

圧倒的多数が日米安保体制を容認する本土国民に対して、また“本土の平和・護憲運動”と“沖縄への基地封じ込め”の不幸な癒着関係に対して、著者はヤマトの知識人としてはじめて「県外移設」という論争的な問題提起を行う。二〇一四年の沖縄県知事選と衆院選では、本土とは異なる沖縄県民の明確な民意が示され、米軍基地移設問題が争われるなか、「日本よ、在沖米軍基地を引き取れ!」と訴える沖縄の声にアクチュアルに応答した、画期的な論考。

目次

  • 第1章 在沖米軍基地の「県外移設」とは何か(憲法九条にノーベル平和賞を?;「本土の人間がなしうる唯一の行動」とは ほか)
  • 第2章 米軍基地沖縄集中の歴史と構造(基地はなぜ沖縄に;日本政府が求めた海兵隊の「沖縄駐留維持」 ほか)
  • 第3章 県外移設を拒む反戦平和運動(県外移設を遠ざけてきた「反戦平和」;「安保廃棄、全基地撤去」はいつまでに ほか)
  • 第4章 「県外移設」批判論への応答(知念ウシ氏と石田雄氏との往復書簡;戦後民主主義の政治学と県外移設 ほか)
  • 終章 差別的政策を終わらせるために(県外移設要求に応えるのが「本土」の責任;韓国併合の論理を反復する「中国脅威論」 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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