戦後日本の社会思想史 : 近代化と「市民社会」の変遷

書誌事項

戦後日本の社会思想史 : 近代化と「市民社会」の変遷

小野寺研太著

以文社, 2015.6

タイトル別名

The history of social thought in postwar Japan

戦後日本の社会思想史 : 近代化と市民社会の変遷

タイトル読み

センゴ ニホン ノ シャカイ シソウシ : キンダイカ ト「シミン シャカイ」ノ ヘンセン

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注記

博士号学位請求論文「戦後日本の市民概念史 : 「近代性」のプロブレマティーク」(東京大学) に大幅な加筆・修正を施したもの

参考文献: 巻末p[8]-26

人名索引: 巻末p[5]-6

事項索引: 巻末p[1]-3

内容説明・目次

内容説明

戦後70年の歴史を“市民社会”という言葉をキーワードにして、「自由な市民が社会とどのように向き合おうとして来たか」というテーマをめぐる社会認識の歴史、戦後日本の“近代化”をめぐる壮大な思想史でもある。

目次

  • 第1章 戦中期の市民社会概念—統制経済論と生産力論(“近代”再編の戦中的文脈;普遍的“近代”への軌道修正 ほか)
  • 第2章 「人民」の水平的紐帯—戦後初期の内田義彦(講座派マルクス主義と市民社会概念;「人民」に「市民社会」 ほか)
  • 第3章 戦後社会の文化変容と市民社会編—六〇年代の内田義彦戦後社会の文化変容
  • 「市民社会」の主体像
  • 第4章 「自治」のリアリズム—松下圭一の思想遍歴(「市民」政治学の思想原理;「大衆社会」と「二重構造」 ほか)
  • 第5章 二つの正統派批判—市民社会論的社会主義(「西欧」知識人マルクスへの原点回帰;「依存関係」の世界史把握 ほか)
  • 第6章 「市民社会」とユートピア—見田宗介/真木悠介の社会理論(“近代”認識の転回;「歴史」と「構造」 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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