痕跡本の世界 : 古本に残された不思議な何か
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痕跡本の世界 : 古本に残された不思議な何か
(ちくま文庫, [ふ-49-1])
筑摩書房, 2015.6
- タイトル読み
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コンセキボン ノ セカイ : フルホン ニ ノコサレタ フシギ ナ ナニカ
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注記
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
古本の中には、元の持ち主によるメモ、付箋などが残っていたり、手紙や写真が挟まっているものがある。著者は様々な痕跡からドラマを夢想する。童話集に挟まれたラブレターから二人のその後を、女学生の名前から百合的なドラマを…。そして痕跡本を持ち主に返す旅に著者は出かけ、持ち主に会うことに!「痕跡本」を通して本と人との関係性を考える一冊。
目次
- 第1章 痕跡本を語る(あこがれのかたち—『クリック—佐藤雅彦超・短編集』;愛情の上書き—『アンガスとねこ』 ほか)
- 第2章 痕跡本を聴く(不器用な先輩は、ただ無言で本を置く—『演技入門』;田舎者の苦悩—『管理人の飼猫』 ほか)
- 第3章 痕跡本、様々なかたち(裏返し本のコワさ;本をカスタマイズする人々 ほか)
- 第4章 痕跡本、それから(「痕跡」は、本が一番面白い;自費出版本について ほか)
「BOOKデータベース」 より