雑誌『第三帝国』の思想運動 : 茅原華山と大正地方青年
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書誌事項
雑誌『第三帝国』の思想運動 : 茅原華山と大正地方青年
ぺりかん社, 2015.6
- タイトル別名
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雑誌第三帝国の思想運動 : 茅原華山と大正地方青年
雑誌『第三帝国』の思想 : 茅原華山と大正地方青年
- タイトル読み
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ザッシ『ダイサン テイコク』ノ シソウ ウンドウ : カヤハラ カザン ト タイショウ チホウ セイネン
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注記
学位請求論文「雑誌『第三帝国』の思想 : 茅原華山と大正地方青年」 (筑波大学, 2014年) に加筆修正を施し、改題したもの
索引: p354-366
内容説明・目次
内容説明
封建制の「第一帝国」から明治官僚制の「第二帝国」を経て、大正時代に相応しい“君民同治の新帝国”=「第三帝国」へ。ジャーナリスト茅原華山率いる益進会同人が『第三帝国』という雑誌メディアを通じて展開した思想運動の実像を、同人側の自然主義・社会主義との論争や普選運動・減税運動の実践のみならず、読者である地方青年側の投書欄による言論空間の形成といった双方向の観点から詳細に解明し、近代日本思想史における大衆社会成立の知られざる一面を描き出す。
目次
- 序章 本研究の視点
- 第1章 「益進主義」の思想形成—茅原華山に即して
- 第2章 「第三帝国」の創設
- 第3章 「第三帝国」の理論と実践
- 第4章 「第三帝国」の思想圏
- 終章 大正地方青年と雑誌『第三帝国』
「BOOKデータベース」 より