書誌事項

AIIBの正体

真壁昭夫 [著]

(祥伝社新書, 424)

祥伝社, 2015.7

タイトル読み

AIIB ノ ショウタイ

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内容説明・目次

内容説明

中国が2015年中の設立を目指す「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」。米国、日本は静観の構えだが、英国の参加表明をきっかけに、欧州を含む50カ国を超える国が加入を決めている。この国際金融機関の設立によって、中国は何を狙おうとしているのか。米国主導のIMF(国際通貨基金)や、日本が深く関わるADB(アジア開発銀行)との関係はどうなるのか。いま、世界の金融体制は米国一極集中から多極化しつつある。それはとりもなおさず、世界覇権の構造が変化する兆しでもある。激動の中、日本はどう行動すべきなのか?現状から分析する。

目次

  • 第1章 AIIBの脅威(設立の経緯とその役割;中国経済が抱える問題 ほか)
  • 第2章 世界の金融体制とその歴史(アメリカ主導の世界金融システム;IMFと世界銀行 ほか)
  • 第3章 米国を追い落とし、覇権を狙う中国(「世界の工場」から世界の覇権国を目指す;アメリカといえども、無視できない存在となった中国 ほか)
  • 第4章 多極化する世界(低下するアメリカの威信;覇権国と歴史の流れ ほか)
  • 第5章 日本はどうすべきか(AIIBはどうなるか?;日本はこれからもアメリカ追従で大丈夫か ほか)

「BOOKデータベース」 より

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