被爆者はなぜ待てないか : 核/原子力の戦後史

書誌事項

被爆者はなぜ待てないか : 核/原子力の戦後史

奥田博子著

慶應義塾大学出版会, 2015.6

タイトル別名

被爆者はなぜ待てないか : 核原子力の戦後史

タイトル読み

ヒバクシャ ワ ナゼ マテナイカ : カク/ゲンシリョク ノ センゴシ

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注記

核/原子力をめぐる略年譜: 巻末p5-14

参考文献: 巻末p15-29

内容説明・目次

内容説明

被爆者とは誰か。被爆者は何を待つのか。なぜ待てないのか。広島・長崎の惨禍を知る日本は、なぜ福島第一原発事故を引き起こしたのか。『原爆の記憶』の著者が放つ渾身の力作!

目次

  • 序章 被爆の記憶、被曝の記憶—ヒロシマ、ナガサキからフクシマへ
  • 第1章 核戦争の恐怖—戦争を忌避する平和意識
  • 第2章 核兵器開発競争の幕開け—核(兵器)開発から原子力開発へ
  • 第3章 原水爆禁止運動の挫折—政治参加への包摂は可能か
  • 第4章 「平和のための原子力」外交—放射線被曝の危険性
  • 第5章 被爆者の「声にならない声」—未来を創る歴史の記憶
  • 第6章 国際原子力機関(IAEA)の限界—核軍拡競争はなぜ抑止できなかったのか
  • 第7章 核戦略のなかの日本—核(武装)オプション
  • 第8章 核兵器の非人道性—未来への責任
  • 第9章 放射能汚染国への反転—日本の原発輸出外交
  • 終章 ヒバクシャはなぜ待てないのか—「国家安全保障」から「人間の安全保障」へ

「BOOKデータベース」 より

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