正倉院宝物と古代の技
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正倉院宝物と古代の技
思文閣出版, 2015.6
- タイトル読み
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ショウソウイン ホウモツ ト コダイ ノ ワザ
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注記
索引: 巻末pii-xiv
内容説明・目次
内容説明
正倉院宝物はどのような材料で製作されているのか。奈良時代の匠が用いた技術が優れていた理由は何なのか。長年、正倉院事務所保存課に勤務し、正倉院宝物の調査・研究、保存・管理に携わってきた著者の研究成果を一書にまとめる。
目次
- 第1部 正倉院宝物の保存と管理(正倉院を守ってきた人々;日本の伝統工芸の源流としての正倉院宝物;正倉院薬物の保存と管理;正倉院楽器の保存と修復;正倉院事務所における復元模造;『壬申検査社寺宝物図集』と正倉院宝物;正倉院宝物の残材調査)
- 第2部 正倉院宝物の木工・漆工・大刀(正倉院漆工品の内部構造と施工—X線透視による結果と考察;正倉院の木工品にみる接合技法;正倉院の大刀鞘の素地と木取り)
- 第3部 正倉院宝物の家具・調度と技法(正倉院宝物にみる家具・調度;正倉院の愛すべき箱たち;正倉院宝物に見る文様—技法別にみた場合)
- 第4部 微に入り細に入り—正倉院宝物をめぐって(〓(たい)瑁螺鈿八角箱;合子;奈良時代の平脱・平分;紫檀木画箱の復元模造;〓幡〓具(どうばんこうぐ)—特に法隆寺系金具について)
- 図版編
「BOOKデータベース」 より