書くインタビュー
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書くインタビュー
(小学館文庫, [さ4-5]-[さ4-6],
小学館, 2015.6-
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カク インタビュー
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1910.268/Sa857/(1)/B120483773,
2910.268/Sa857/(2)/B120483774, 3910.268/Sa857/(3)/B120496518
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注記
2-の聞き手: 東根ユミ
叢書番号はジャケットによる
文献: 巻末
内容説明・目次
- 巻冊次
-
1 ISBN 9784094061710
内容説明
「これは、直接会って言葉をやりとりするのではなくて、メールを用いたインタビューです。いままでどおりに質問しようとしても、なかなかそうはいかない。こちらもいままでどおりに答えようとしても、そうはいかない。質問も回答も手間をかけて文章にしなければならないからです」作家・佐藤正午はいかにして小説を“つくって”いるのか。前代未聞のインタビューはハプニングも続出。やがて皮肉とユーモアをまじえた回答に、少しずつ創作の秘密が。『身の上話』の上梓直前から、『鳩の撃退法』執筆準備までの質疑応答を収録。「書く」ことに特化した異色の文章読本。
目次
- 1 喧嘩うってるのか(はじめましての私がいます。;だいじょうぶですか ほか)
- 2 低調(開き直り;パイ構造 ほか)
- 3 Re:小説の舞台(二つの既視感;「0」問題 ほか)
- 4 中らずと雖も遠からず(「た」×千三百二十六;夏休み ほか)
- 巻冊次
-
2 ISBN 9784094061727
内容説明
「いったん書いたものを読み直して考え直す、考え直して書き直す、また読み直して考え直す、でも正解にはたどり着けない、でもそれをやらないことには先へ進めない、そういう厄介な手間に耐える勇気がなければどんな文章も書けない、そのような結論になります。ものものしいです」勇気を発揮して、新作小説に頭をむけ始めた作家は、ある場所へ取材に出かける。執筆のためのメモも溜まり、いよいよ久しぶりに仕事机にむかって—。物語の種とは?冷蔵庫理論とは?長編『鳩の撃退法』誕生の秘話と「書く」現場での至言がつまったユニークなインタビュー読本。
目次
- 1 負ける時間(「0」の小説家;3人の小説家 ほか)
- 2 書けるかもしれない(『鳩の撃退法』の東根メモ;書けるかもしれない ほか)
- 3 鳩の撃退法再び(朝の習慣と「鳩」について;鳩の撃退法再び ほか)
- 4 基本と必須(あのひとのこと;倉田健次郎 ほか)
- 巻冊次
-
3 ISBN 9784094062564
内容説明
二十年ぶりに長編小説を書き下ろすことになった作家。いつもの雑誌連載とはちがって、書き下ろしは「書いても書いても原稿料を貰えない」。そんな定収入ゼロの世知辛い執筆生活に作家を駆り立てたのは、十五年以上前に編集者とかわした口約束と、みずからの身に起こった“種田くん現象”なる心の叫びだった。現代作家の中でも指折りの小説名人・佐藤正午が、「小説を書くこと」について見つめ直した一年半。書き下ろしの執筆中には、『鳩の撃退法』が山田風太郎賞を受賞という吉報も舞いこむ。新たな代表作『月の満ち欠け』の執筆開始から第一稿完成までの生の声。
目次
- 1 種田くん現象(「嘘をほんとうに見せる」ために;絨緞のめくれあがったすみを気にするように ほか)
- 2 そう単純ではない(ちょっとお付きあいください;勝つということ ほか)
- 3 無名の人(正午さんの読み方;おちょくられるほうがまだまし ほか)
- 4 ツチノコミツケタ(わたくしごとですが;こちらも、わたくしごとですが ほか)
「BOOKデータベース」 より