歴史の仕事場 (アトリエ)
著者
書誌事項
歴史の仕事場 (アトリエ)
藤原書店, 2015.6
- タイトル別名
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L'atelier de l'histoire
歴史の仕事場
- タイトル読み
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レキシ ノ アトリエ
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注記
原著 (Flammarion, 1982) の抄訳
内容説明・目次
内容説明
歴史学は、社会の諸現象を理解する全体の知である。家族・犯罪・信仰・書物・衣食住…アナール派第三世代において多様な広がりをもつに至った歴史学は、一方で細分化されて散らばってしまった。「歴史学はそれでも社会諸現象を最大限理解できる諸条件を一つにまとめる包括的で全般的な知であり続ける」として、“社会科学としての歴史学”を追究した、画期的論文集。
目次
- 1 歴史学の現在(フランスの知識人—マルクス主義から構造主義へ;歴史のなかの数量;物語史から問題史へ;歴史学と民族学)
- 2 古典文化のなかの歴史学(歴史学の誕生;十八世紀フランス王国における「書物出版」;十八世紀フランス社会の二つの歴史的正当化—マブリーとブーランヴィリエ;ギボンにみる文明と野蛮)
- 3 アメリカとデモクラシーの思想(未開の人間から歴史的人間へ—十八世紀フランス文化におけるアメリカの経験;トクヴィル『アメリカのデモクラシー』の概念体系)
「BOOKデータベース」 より