数学の大統一に挑む
著者
書誌事項
数学の大統一に挑む
文藝春秋, 2015.7
- タイトル別名
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Love and math : the heart of hidden reality
- タイトル読み
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スウガク ノ ダイトウイツ ニ イドム
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注記
原著 (Basic Books, c2013) の翻訳
内容説明・目次
内容説明
憧れのモスクワ大学の力学数学部の試験に全問正解したにもかかわらず父親がユダヤ人であるために不合格。それでも少年は諦めず、数学を学び続けた。「ブレイド群」「リーマン面」「ガロア群」「カッツ・ムーディー代数」「層」「圏」…、まったく違ってみえる様々な数学の領域。しかし、そこには不思議なつながりがあった。やがて少年は数学者として、異なる数学の領域に架け橋をかける「ラングランズ・プログラム」に参加。それを量子物理学にまで拡張することに挑戦する。ソ連に生まれた数学者の自伝がそのまま、数学の壮大なプロジェクトを叙述する。
目次
- はじめに 隠されたつながりを探して
- 人はいかにして数学者になるのか?
- その数学がクォークを発見した
- 五番目の問題
- 寒さと逆境に立ち向かう研究所
- ブレイド群
- 独裁者の流儀
- 大統一理論
- 「フェルマーの最終定理」
- ロゼッタストーン
- 次元の影
- 日本の数学者の論文から着想を得る
- 泌尿器科の診断と数学の関係
- ハーバードからの招聘
- 「層」という考え方
- ひとつの架け橋をかける
- 量子物理学の双対性
- 物理学者は数学者の地平を再発見する
- 愛の数式を探して
- われわれの旅に終わりはない
「BOOKデータベース」 より