21世紀のマルクス経済学

書誌事項

21世紀のマルクス経済学

延近充著

慶應義塾大学出版会, 2015.7

タイトル別名

Marxian economics in the 21st century

タイトル読み

21セイキ ノ マルクス ケイザイガク

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内容説明・目次

内容説明

世界的な金融・経済危機が長期化するなか、現代社会は、経済だけでなく人々の意識さえも将来を展望するのが困難な閉塞的な状況に陥っている。本書は、現代社会が抱える諸問題を分析するためのマルクス経済学の基礎理論を丁寧に解説し、様々なトピックをわかりやすく説明しながら、膨大な資本のグローバルな運動によって規定される現代資本主義の危機の構造と1990年代以降の日本経済の構造的変化を明らかにする。現代社会を理解し、未来を展望するための正統派マルクス経済学の最新テキスト!

目次

  • マルクス経済学の視角と方法
  • 第1部 資本主義経済の一般的運動法則(商品と貨幣;剰余価値の生産;資本の蓄積過程;資本の流通過程;競争段階の景気循環と市場構造の変化)
  • 第2部 独占資本主義段階の理論(独占的市場構造と独占価格・独占利潤;独占企業の投資行動;独占段階における景気循環の変容)
  • 第3部 現代資本主義の危機の構造(戦後資本主義世界体制の特徴;戦後資本主義世界体制の危機の構造;1990年代以降の日本経済の構造的危機)

「BOOKデータベース」 より

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